盆栽は、鉢の大きさや植物の種類、置き場所によっても水やりのタイミングはかわります。
基本的には表面の土や苔を見て、乾いていたらたっぷり水をあげることです。
小さな盆栽だと土の量も少ないので乾きやすくなってきます。
土の乾き具合を観察しながら水やりの回数、量を調節してください。
目安として 夏=1日1〜2回(朝と夕方遅めに)
春・秋=1〜2日に1回
冬=2〜3日に1回(暖かい日中に)
小さくてかわいい盆栽。お部屋に飾って眺めていたいですよね。しかし、そもそも盆栽たちは自然環境が好き。
日光が十分でなかったり雨や風が当たらない室内ばかりでは丈夫に育つことが難しくなります。
できるだけ屋外の自然環境の中で育てることがベストです。
お部屋に飾る場合は窓際など風通しがよく、1日のうち数時間日光が当たる場所に置いて下さい。
そして時々外に置いて自然の空気に触れさせてあげます。2〜3日室内に飾ると2〜3日外に出す、というように。
数個の盆栽をお持ちになって交互に飾るのがおすすめです。
2〜3日お留守の場合、基本的には外に置いて下さい。
ただし、真夏は直射日光が当たらない場所で少し水を張った入れ物の中に盆栽を入れます。
この時水がお湯にならないよう風通しがよく涼しい場所に置くよう注意が必要です。
冬の場合は、お出かけ前にタップリ水やりをしておけば水につける必要はありません。
霜が降りたり、凍り付かないような場所に置いて下さい。
植え込まれた植物によっては、剪定をして形を整えるもの、葉を間引いたり摘み取ったりするもの...とお手入れ方法はさまざま。
植物によっては、冬になると落葉するものもあります。
ですが、春になると新芽が出て、夏になると青々とした緑、四季折々の変化を楽しむことができます。
苔もまた成長して味がでてきます。年々形を変えていく姿をお楽しみいただけたらと思います。